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2012年 07月 17日
イタリアのお手軽お昼ごはんの代表格「パニーノ」。バールなどですでに出来上がったものが売られている他、食料品店やスーパーのハム・チーズ売り場には、お好みのパニーノを作ってくれるところもある。
そんなパニーノが本日の私のお昼(↓)。よく行く食料品店で作ってもらったもの。 パンは直径15センチほどで(結構大きい)、中身は「フォンティーナ」というチーズに「パンチェッタ」ことベーコン(↓)。これで1.25ユーロ。お財布にも優しい。 お店で作ってもらう場合、まずはお好みのパンを選ぶところから始まる。 私は、最初の写真のタイプかこの手のタイプ(↓)を選ぶことが多い。 そして具に指定することが多いのが、生ハムだけ、もしくはハムとチーズ。 お店の人は、文字通り目の前でハムなどをスライスしつつお好みのパニーノを作ってくれるので、その時の気分によって「今日はハムたっぷりで!」「チーズをあとX枚追加してくださ~い!」など小さなバリエーションをお願いするものの、毎回ほぼ同じような構成のパニーノにしてしまいがち。そこには、お気に入りだし安全策だから…という理由に加えて、他にアイディアが湧かないからという背景もあったりする。 そこでマンネリ解消策としてよく取り入れているのが「まねっこ」。 お店で他の人のオーダーを見ていて、それを真似するというよくある単純な方法。今日のパニーノもそんな成果物の一つ(もしくは、待ち行列ができていなければ、お店の人のオススメに従うという無難な方法もある)。 そうすると、自分ではあまり頼まない白っぽいパンに「モルタデッラ」(ハムの一つ)をはさんでみたり(写真上段)、いつもは機械で切ってもらう生ハムを手で厚めに切ってもらってみたり(写真下段)…と変化が出てくる。さすがに、食欲旺盛な若~いお兄ちゃんたちがやっているような「ハムてんこ盛り!(若いって素晴らしい!)」的バージョンは真似しないけれど。 それにしても毎回感心するのは、イタリア人のみなさんの注文の仕方。日常に根差している食べ物だからこそ…なのかもしれないけれど、ハムやチーズの種類や熟成度や部位はもちろんのこと、切り方、厚さなどそれぞれに好みがあって面白い。 そしてお店の人も、取り扱うハムやチーズをきちんと試食していて、「今回のものは…云々」、その時々の商品のコンディションをいろいろ教えてくれる準備ができていることが多くて(お店や人によるけれど…)、日々のちょっとしたお買い物が楽しい。身近でシンプルなものほど奥深い。 よかったら1クリックを2回お願いします。 Grazie!
by viasardegna
| 2012-07-17 05:31
| パン
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