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2011年 08月 12日
このところ日中は普通に暑い。暑いと、なるべくオーブンやガスを使いたくなくなるのが人情。
通常、パンは自分で適当に焼いているのだけれど、暑かったり面倒だったりでパンを焼く気がしない時によく登場するのがこちらのサルデーニャのパン↓。パンです。 パーネ・カラザウ(PANE CARASAU)あるいはカルタ・ダ・ムージカ(CARTA DA MUSICA)とも呼ばれる、見た目の通り「とっても薄くてパリパリ」なパン。 円形のものが一般的だけれど、写真のような長方形も(私は単に使っている保存容器が長方形なので長方形派)。 このパンはサルデーニャの羊飼い文化あっての一品で、もともと季節ごとに長期間にわたって低地と山地の間を移動する羊飼いたちのために考案されたもの。 そのため、パーネ・カラザウの一番の強みは何と言っても「保存性の高さ」。平均6ヶ月持つんだったかな...とにかく一度買ったら当分の間は安心して置いておけるので、いざという時のお役立ち度が高い。 というわけで、サルデーニャにもいろいろパンはあるけれど、このパーネ・カラザウにお世話になる機会が一番多くなっている次第。小腹が空いた時の強い味方でもある。 パンはふわふわでなきゃ…という人もいるかもしれないけれど、このパリパリパンもかなりクセになるタイプ。 そのままパリパリと食べたり、スープや煮込み料理のソースに浸して少し柔らかめにして食べたり(ちょっと水分を含んだだけではべろ~んと溶けたような状態にはならない)、「パリパリ」でも「しっとり」でも美味しい(私はパリパリ派)。 あるいはお料理に使うこともあって、ブイヨンに浸したカラザウにトマトソースやペコリーノチーズ、最期にポーチドエッグ(落とし卵?)をトッピングした「パーネ・フラッタウ(PANE FRATTAU)」という料理などがある。 ところで、このパーネ・カラザウにオリーヴオイルとお塩をかけて焼いたものには「パーネ・グッティアウ(PANE GUTTIAU)」と別の名前がついている。食事はもちろん、アペリティーヴォのおつまみとしても大活躍。 そして「パーネ・グッティアウ」と同じ要領でつくられたスナックというのも売られている↓。 サルデーニャのビール(過去の記事は左のカテゴリー「ビール」からどうぞ)にもよく合う一品。 ↓よかったら1クリックお願いします。
by viasardegna
| 2011-08-12 01:32
| パン
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