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2011年 04月 16日
ソラマメ (イタリア語では単数形がファーヴァ=FAVA、複数形はファーヴェ=FAVE)↓。
この時期のソラマメは、やわらかくて、みずみずしくて、とっても美味しい。 茹でて食べたり、パスタに入れたり、スープに入れたり、ピューレにしたり…ソラマメにはいろんな食べ方があるけれど、この時期は生食派も多い。 ローマでも、特に5月といえば「ソラマメにペコリーノチーズ」というのが定番の組み合わせで、生のソラマメをよく食べていた。 最初こそ「生ですか?」と思ったものの、食べてみたら美味しかった。特にペコリーノチーズと一緒に食べると、チーズの塩気(+ペコリーノ独特の風味)がソラマメの微かな甘みを醸し出してくれて美味。クセになる。今年も早速定番の組み合わせで食べてみた(ペコリーノチーズが有名なサルデーニャだけあって、ここでもこの黄金コンビは健在。かなりメジャー)。 ←買ってきたソラマメをさやから取り出して(さやから取り出した状態で売っているものもある)、生で食べる場合には、これで洗って食べるだけ。 皮(薄皮)はむく派とむかない派があるけれど、私は後者。 新鮮なものの場合、生の場合は皮の存在はあまり気にならない。それどころかペコリーノと一緒だったりするとむしろ皮はあった方がいいような気もするのだけれど、どうだろう? ←茹でて皮をむくとあざやかな緑。 皮は逆に、加熱すると存在感が増すような気がする(私だけ?)。 というわけで、加熱して食べる場合には皮をむく派に転向することがよくある。 ところで、八百屋のおくさん曰く、ソラマメを美味しく食べるこつは「新鮮なものを買うというのが大前提。そして買ったらその日のうちに料理(下ごしらえ)してしまうこと」。翌日や翌々日は一見新鮮そうに見えるものの実は苦み成分が着実に微増しているので、「美味しい度」が下がってしまってよろしくないとのこと。 ←それはそうと、他のいろんな豆類同様、ソラマメにも乾燥バージョン(乾物)がある。これはプーリア州産の乾燥ソラマメ。 この乾燥ソラマメを使ったサルデーニャの料理に「ファヴァータ(FAVATA)」というのがある。 カーニバルの時期によく食べられる超定番料理↓(これは友だちのお母さん作)。 乾燥ソラマメ、サルシッチャ、チリメンキャベツ、豚のすね肉、豚肉の皮の部分などを入れて煮込んだ文字通り食べるスープ(レシピは家庭によって若干のバリエーションあり)。食べ応え十分で体もあたたまる(隠し味程度にペペロンチーノの風味が効いていることが多い)ので寒い時に最適な一品。 生でも乾物でも美味しく食べられてかつ栄養価の高い、偉大なソラマメ。素晴らしい! ↓ ブログランキング!よかったらクリックしてください。GRAZIE!
by viasardegna
| 2011-04-16 01:27
| 食生活/食材諸々
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